ものづくりへの想い

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プロフェッショナルな世界で身に付けたのは、知識と技術と責任感

強化ダンボール製品製造部 山本 龍ノ介

意識的に、未知の分野へチャレンジ

高校卒業後に1年間、肉体労働の仕事をしていました。退職後、ハローワークで会社の存在を知り、「自分の知らない世界で、新しいことに挑戦したい」という気持ちが生まれ、アプローチさせていただいたんです。面接時に職場を見学した時の印象は、力仕事が多いなという点です。であれば、経験や知識のない自分でも、真面目に頑張れば成長できる。そう直感し、この会社に飛び込まさせていただきました。

自分のミスが製品の不良に直結してしまうため、そうならないよう細心の注意を払っています。昨年(2013年)の5月に入社し、10月からは、材料の手配も含め、お客様からの注文によって数も仕上がりも違う製品づくりに対応する仕事をさせていただいているため、しっかり遂行することが、正直、現在進行形で大変です。しかしそこが逆に大きなやりがいにも繋がっているんだと感じています。

優しく指導してくれる、熟練の先輩方の存在

先程に話した内容と重複してしまいますけれど、自らが判断・実践し、お客様から求められた製品を、高くご満足いただける形で完成した時が、やはり嬉しいですね。それと、自分が成長できたと実感できる意味で、新しい仕事を任された時。自己満足ではなく、先輩方の評価として自分の働きが評価してもらえていることを実感できますから。

先輩方からは、とても丁寧に教えていただいています。入社前は、職人の世界なので非常に厳しい状況を思い描いていましたが、そんなことは全くありませんでしたね。基本中の基本、ダンボール製造の第一歩から、噛み砕くように、優しく指導していただいています。また、皆さん、熟練の技術を持つ方々ばかり。仕事への取り組み方も含めて、学ぶべきものが本当にたくさんあります。

人間的な成長にも繋がる大切な場所

ダンボール製造に関する知識や経験を積めたことはもちろんですが、この会社での仕事を通し、一人の社会人として、責任感を持てるようになったことです。一年前は、人見知りが強かったですけど、今はその点もだいぶ自分の中で改善されたと思いますね。横谷紙器製作所は、一般ダンボールでも伝統のある会社ですし、自分の担当する強化ダンボールも茨城県内で扱っているのは3社しかないという強みがある組織です。その中で、これから、もっと責任ある仕事を覚えて活躍していきたいと考えています。

まだ1年間しか働いていない自分が言うのは僭越かもしれませんが、この会社で働くのであれば、体力と責任感がある人でないと厳しいでしょうね。反対に、そこをクリアしているのであれば、向いているという気がしますね。自分自身、その部分で大きく成長させてもらいました。一つひとつ、着実にスキルを上げながら、単なる従業員ではなく経営者目線を持って一緒に成長できる仲間。そういう同年代の若い人と仕事ができたら嬉しく思います。